映画「世界侵略:ロサンゼルス大戦」を観た感想。怒涛の地球人VS異星人アクション。

■こんな人におすすめ

SFアクション映画が好き

■こんなシチュエーションで

本格アクションを気楽に楽しみたい
友達やカップルで

映画「世界侵略:ロサンゼルス大戦」を観た感想。怒涛の地球人VS異星人アクション。

SF映画の中でも特に予算が使わるのはSFアクションといっていいだろう。
最新のCG・VFXの技術に加えてアクションで使われる爆薬やスタントマン、セットなどなど。
それゆえに、見ていて最高に贅沢な気分になることは間違いない、とは言える。

しかし、これもSFアクションに多いのだが、ハズレが本当に多い。
何の気なしに借りたSFアクションで、週末の余暇を楽しもうと思えば、飲む酒もまずくなるヒドイ作品であることもしばしばだ。

ただ、安心していただきたい。このマリーンは訓練された兵士ですよ。

というのも、出演している役者陣は本物の兵士により演技指導や訓練などを受け、さらにはエキストラには本物の兵士が出演している。映画を見ていて本物の男たちのニオイがするな、とおもったのはこういうことだったのかと後になってわかったね。

ストーリーは非常にわかりやすい。突如現れた宇宙人とロサンゼルスの陸海空軍が戦うというもの。
もちろん、各々のキャラクター毎にちょっとしたストーリーはあるのだが複雑ではない。

まさに戦闘をお楽しみくださいといわんばかりのすばらしい配慮だ。

登場する宇宙人は地球の水を奪いに来たノーマーシー(無慈悲)軍団。
途中、宇宙人の弱点を知るべく捕虜にした宇宙人の皮をはぎ内臓を解剖するシーンがあるので閲覧注意とだけ言おう。

SFファンには垂涎モノのお宝映像なんだが。

この映画の醍醐味は言わずもがなの戦闘シーン。それもかなりリアルで、実際に使われている兵器が登場するのでミリタリーファンも納得するだろう。

主役はナンツ二等軍曹扮するアーロン・エッカート。ダークナイトのハーフフェイス役が一番有名だろうか。
彼の出演する映画を色々鑑賞したが、この映画のエッカートの演技はバツグンだ。見逃せないな。

そして俺のお気に入りであるマイケルペーニャもちゃっかり出演。

いつもの絶妙でユーモラスな演技は控えめに、家族を守る父親役をしっかりと好演。
肩の力を抜いてバツグンの演技をこなす、すばらしい役者だ。

俺のおすすめはビール片手に仕事でたまった鬱憤を晴らしながらアクションを楽しむ鑑賞法。
ビールも進むし、アクションは最高だし、文句なし。

もちろんカップルで見てもいいし、友達と観るアクション映画を探しているなんて人にはもってこいの映画だ。