■こんな人におすすめ
映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」が好き
お酒を飲みながら盛り上がりたいときに
■こんなシチュエーションで
友達とワイワイ
ワールズエンド 酔っぱらいが世界を救うを観た感想。トンデモ展開の特盛。
酒豪ってわけでもないのに、ついつい大酒飲んで騒いだ日のことを自慢風に話してしまうやつはどこにでもいる。
でも、「12軒のパブで酒を飲み歩き」ながら「世界を救った」ことがあるやつなんているだろうか?
12件のパブをめぐるゴールデンマイルに失敗した主人公のゲイリーがかつての親友を集めてもう一度ゴールデンマイルに挑戦しようっていう、単純かつわかりやしストーリー。
実際、親友たちとの過去の確執がったり、和解したりという大人のドラマっぽい演出で始まる。
なのに、なのにだ。
超展開がはじまり映画は大人の友情ドラマから宇宙人侵略映画へと舵を切られる。
なんのこっちゃ、俺まで酒に酔い始めたのか!と錯覚させる演出は見事だね。
宇宙人が自分たちの故郷を侵略している、なのに昔の因縁でなんとしてもゴールデンマイルはやりとげるといった馬鹿げた主人公たちの
一挙一動が面白いね。あーでもわかるよな、飲んでる時ってくだらないことやりたがるもんな、なんてわかちゃったりもするんだ。
意外と、というとあれだが宇宙人のコンセプトも面白く、古くは「ボディスナッチャー」に由来した古典的かつ伝統的な宇宙人がコンセプトに。
とはいってもヴィジュアルは最新式とでもいった姿で、ぜひ見ていただきたいね。
主演は「ショーン・オブ・ザ・デッド」で世界的な人気を博し売れっ子のサイモン・ペッグ。
最近はサイモン・ペッグの顔を見るだけで笑ってしまう(笑)それだけコメディ力があるってことなんだけどな。
映画みながらワイワイしたい、そんなときってないだろうか?
それならこれを見よう。そしてありったけのお酒を飲みながら主人公と一緒に宇宙人の侵略阻止への冒険に出るのだ。
酔っ払いをテーマにした映画は多いが、本当にお酒を美味しく飲みながら楽しめる映画はやっぱりコレだね。
ちなみに作中ではほとんどがビール。ビール好きにはたまらないが、イギリスらしく泡なしのパイント。
それもまたオツだ。
仕事から帰ってビール片手に見る、それもオススメだ。
さて、俺も冷蔵庫から酒をとってきて映画でも見ようとするかな。